小川山で無職の夏休み、バナナクラック
4月15日、16日は小川山へ。同行者はKムくん、I村くん(15日のみ)。I村くんはお初だったけど、お話ししたらKっちゃんのお知り合い。結局クライマーは知り合いの知り合いは皆知り合いくらいの狭い世界だな~と。
15日はスポートのルートにいきましょうということで、ゴジラ岩へ。ゴジラ岩は初。林道を30分、そこから沢沿いに登ること30分と、遠かった~。
岩場はバンド状のテラスになっていて快適だったのだけど、日差しを遮るものがなく直射日光が暑い、のだけど風を遮るものがないので風がでると寒い、でこの日は風が冷たくて、けっこう寒かった。
後ろを振り返ると景色がよかった。
とりあえず、KムくんとI村くんの希望で無職の夏休み12bをやることに。
まだ触ったことがない私から、というこで、まずはヌン掛け便、花崗岩のカチ、はじめてというかなんというか、全然持てません。。とりあえずA0で4ピン目まで掛けて、そこから上、まったくムーブ解決せず、降りる。
その後、交代交代で登り、二人が少しずつムーブを解明してくれた。4ピン目のクリップガバホールドから、4ピン目右上の棚カチへ右手デッド。左足を右足の横に寄せて、左手でサイドカチ。両足を薄カチへあげて、右手をもう少し上の棚カチへ。左手を左の方の棚カチ。両足を少し高い薄カチへあげて、上の棚左端の薄くて丸い上むきフレーク。このあと、I村くんは棚スローパーをとる、Kムくんはもっと左をガスでとる。リップへ左手、右手、右足をリップ上へあげてマントルを返して終了。
なのだけど、私は最初のデッドが最後まで届かずに、この日は終了した。
I村くんはムーブが完成していたので、最後の回収便でRPを賭けたトライに挑む。が残念ながら最初のデッドが止まらず。ヨレで苦しみ、なかなか抜けられなかったが、最後、根性で抜けて回収してくれた。いや~ありがとうございました❗
ということで、この日は花崗岩のカチにすっかり打ちのめされて、4便出してトップアウトできず終了した。
16日は今度はトラッドということで、仏岩へ。
Kムくんは、前回ノーリターン触っているということで、最初は私のノーリターン10cのオンサイトトライとなった。厳密にはいろいろ情報を聞いたのでオンサイトでもないけど。
写真の左側のフレークを上っていくのがノーリターン、右のバナナ的湾曲のクラックを登るのがバナナクラック。
下部のフレークの内側に入ってから、持っている5番のカムを決めようとして朝から大奮闘。結果的に5番の決まりはいまいち、4番をもう一つ持っていくべきだった。それか4.5番があったら一番よかった。残念ながら4.5番は車に置いてきた。。ないものはないので、とりあえず甘い5番をフレアしたクラックに突っ込んでフレークから脱出、上の方のクラックに6番を突っ込んで中間部へ。
中間部はとくに問題なしでプロテクションは2番と1番を使った。上部のフィンガークラックに乗り上がる部分が、フィンガーがどれくらい持てるのかわからず突っ込むには怖い。下の水平クラックに安心のために.75を突っ込んで乗り上がる。上がってみると、まあまあプロテクションもとれるしフィンガーのかかりも良い。.4でプロテクションをとり、下の.75を回収して登る。上部のフィンガーパートでは、.4、.5、.75くらいを使った。
この上部と中間部はバナナクラックと共通。バナナクラックをまずはトップロープでムーブを探るため、トップロープをセットして降りた。
Kムくんがノーリターンリードのあと、二人でバナナクラック11dのムーブとプロテクションを探る。
Webザベで核心部を奮闘的なレイバックで越える動画を見たり、Web情報でレイバックとかノールックでナッツを決めるのが核心とか読んでいたので、まずはレイバックで核心突破を試みる。超奮闘すればできない感じではないけども、足がスリッピーで腕力で押さえ付ける必要があり、本当に奮闘が必要、この状態でプロテクションをとるのは難しいな~と、一便目は降りる。
次のKムくんのムーブ探りでは、レイバックせずに普通にジャミングから左手を伸ばすと、核心出口のハンドジャムポイントに手が届いている!え~でもリーチの差でしょう~??と思ったが、次の自分のトライで少しだけ足ジャムの位置を高めてトライしてみたら、、と届いた~!ということで、あっさりとレイバックムーブは却下、Kムくんムーブの採用となった。
プロテクションも、左ハンドジャムのすぐ上に.4を決められることが判明。クラックは少しフレア気味で中が少しタマゴ型に窪んでいる。カムの外側の羽が90度ギリギリくらいまで開くけどカムが動いてもそれ以上は開かないとは思う。.5だと入らない。マスターカムの3番オレンジの方がピッタリきそうな気がするがまだ試していない、またはもしあれば.4と.5のオフセットカム、エイリアンの黄赤のオフセットカムを試してみても良いかも。
核心出口の左ハンドジャムは形が悪く、ちょうど手の甲に小さな突起が当たって痛い。いろいろ探った結果、突起より奥に手を入れて親指を深~く握り込んでクラック右面のカチに親指をかけるようにジャミングすると、さほど痛くなくハンドジャムできることを発見。片手ハンドジャムだけでぶら下がることもできるレベルで効く。これで左ハンドジャムと右足フットジャムでがんばれば、プロテクションのセットもO.K. だ。プロテクションをとる間左手は引き付けたいので、ルート中でここが一番の頑張りどころかな。
核心に入る前に薄いチョックストーン下に.75セット。左手をアンダー気味シンハンドジャム、右手を出口下にフィンガージャム、右足のフットジャムを上にずらして左手を伸ばせば、核心出口に左手が届く。
核心出口の左ハンドジャムから、プロテクションセット、少し上で右手フィンガージャム、左足をフットジャム、少しレイバックぎみに身体をあげ、左手をクラック左面が少し膨らんだ部分に上から落としこむようにフィンガージャム、これで右足がダイク上の良いフットホールドへあげられる。身体を一気にあげて正対にすると左足も良いスタンスにおける。あとは良いフィンガーと良いフットホールドもしくはクラックにフットジャムで中間部まで上がっていくことができる。
ということで、奮闘的レイバックも、ノールックナッツセットも必要なく登れるムーブが完成した。いやーWebの情報に振り回される前に、先入観にとらわれずに自由にムーブを探れってことを学ばせてもらいました。。
なんとかムーブは固まったけれども、午後になってポツポツと雨が降り始め、ムーブ探りでヨレてるのでリードするには相当時間をおきたいところ、でも夕方には本降りかな~ということで、この日は14時ころはや上がりとなった。
キャンプ場に降りて夕方までだらだらしてたが結局雨は降らなかった。。もう少し粘ってみるべきだったかな~。。
1日目はカチに打ちのめされてもっと練習せねばと良い練習へのモチベーションとなったし、2日目はバナナクラック攻略への自信がついたし、充実した二日間でした。
次はバナナクラックリードするぞ!
って、次はリードするぞ詐欺状態。
次はリードするぞって言ってる宿題が、イムジン河、ゴミステーション、スパイダーマン、バナナクラックと、たまってきてしまった。早く回収しないと、ムーブ忘れてしまう~~