瑞牆十一面岩末端壁でアストロドーム

 5月2日は、瑞牆十一面岩末端壁でアストロドーム 11a を登った。同行者はN野くん。


この日は天候不順、朝は日が差したが午後から曇り、寒くてミゾレまで降り出した。朝、植樹祭公園へ向かう道は前後に車が連なっていたので、駐車場に入れるか心配したが、結果的には駐車場は7割くらいの埋まり具合だった。クライマーよりも登山者やキャンパーの方が圧倒的に多い印象、クライマーもボルダラーの割合が高い。

どうせ早く行っても昨晩の雨で岩が濡れているかなということで、朝は植樹祭エリアを探検して、N野くんがもしかしたら目標ルートにするかもしれないということでしじま谷の龍脈門 5.13bを偵察に行く。

途中少し迷って遠回りしたようで、拝月塔の雷火 5.13aも発見。誰かがトライ中らしく、ヌンチャクがかかっていた。これも面白そう。そこから左へトラバースしていくと、ちょうどしじま谷へ向かうクライマーを発見、ついていくとしじま谷にたどり着いた。龍脈門 5.13bはカンテ沿いでなんか変な白い脈のような模様が入っていて、面白そう。となりのトラベルチャンスは100岩トポだと11aとなっているが、瑞牆トポでは10a、たぶん瑞牆トポが正しいと思うけど、こちらも楽しそう。どちらも上から回り込めばトップロープも張れそう、ソロのときにそのうちしじま谷に来てみよう。


一旦遊歩道に戻って、今日の目的の十一面岩末端壁へ。8年ぶりくらいの訪問で道をだいぶ忘れていたけど、瑞牆トポを頼りに行ったら迷わずついた。40分くらいか。


本日の末端壁は自分たち以外は4人パーティーが1パーティのみ。みんなでアストロドーム 11aで練習していた。自分も適当に混ぜてもらって、2回触る。


一本目はプロテクションの確認と核心部のムーブ探り。アストロドームは8年前に事故でクライミング中断する前に目標ルートとして何回か触って以来、8年ぶり。プロテクションはすっかり忘れていたが、何となくムーブは覚えていた。だけど、その時は登れるフェースの最高グレードが11cだったので、クラックの11aは厳しかった。だけど今はフェースのグレードに余裕ができたからか、核心もジャミングが甘いな~とは思うけれども、落ちるような気はあまりしなかった。とはいえ、落ちないようにムーブを何度か確認。


プロテクションをムーブの邪魔にならないところに配置すべく検討。この日はカムを2セットだけしかもっていかなかったので、適当にカムを置いていくと、C#.75とC#.5が欲しいところで足りなくなる。ということで下のダイクまでのプロテクションを変えてみることにした。


一本目を登っている途中に、ミゾレが降り出した。その後も、ときどき降っては止み、降っては止み。別パーティーは早上がりになったので、別パーティーが撤収始めたころに二本目で本気トライ。


二本目は、特に問題なく登れたのだけど、結局一本目に決めたムーブとは違うムーブで登ってしまった。プロテクションは工夫したおかげで上部のガチャガチャしたところに突っ込む前に安心できるプロテクションを取ることができて、上部も不安なく登ることができた。たぶん必要ないけども、余裕があったのでナッツも決めてさらに安全を取って登った。寒くてミゾレが降る中、無事に8年越しのRP。嬉しい。


降りるときに、杉野さんの動画みたいに核心部を左クラックだけ使ってみるのはどうなのかとトライしてみる。トップロープだといけないことは無いけど、リードでやるのは厳しいなあ。。もっと修行せねば。。


N野くんは連日の有笠クライミングでお疲れ、翌日も有笠ということでこの日はレスト日、季節外れの寒さの中、ビレーのみで付き合ってもらった。おかげで8年越しの宿題が無事終わりました、感謝。


今日は登ったのは二本のみだったけど、8年かけて達成した充実感に満たされた、幸せな一日となりました。


■忘備録

アストロドームで使ったプロテクション

下部右クラックにC#2、下部右クラックの右が棚になってるあたりにC#.04、右棚に右足を乗せた後、左クラックにC#.05(これはあまり良くない。もう少し大きいカムが欲しいけどC#.75だと大きすぎて入らない、マスターカムかエイリアンを試してみるか、核心だしもう一つ固め取りしたい)、核心を超えてダイクを取ってから左クラックのダイク直下にC#.75。

ダイクに立ち上がってから、左クラックにトーテムカム黒(次のカムを取ったためにこれは結果的に必要なかった)、左クラックにC#.5、ガチャガチャした右クラックにナッツ、ハンドは入るすぼみにC#2、左クラックがワイドになった下端にC#3、上端にC#1、かぶさる棚の最下部にナッツ。上部は二か所でナッツを取ったが、どちらもなくても問題なさそうだけど、ガチャガチャしててカムは不安定な感じがあるから、ナッツもあった方が安心かな。


あと、常に持っていくギアの選択を考えるべきと反省。C#.5とC#.75はいつも厳しいシンハンドでもう一つあればと悔やんでる。この二つのサイズだけは常時3セット持っておくべきだ、多様性を持たせるために、マスターカムかエイリアンのこのサイズを常時装備に加えることにしとこう。

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