2021年後半戦の目標を再設定

目標設定の仕方って難しい。今年の目標は当初「スポート13a、トラッド11c」としていた。嬉しいことに6月まででどちらも達成できた。それはそれでよかったのだがまだ半年も残っている2021年を何の目標もなく過ごすにはもったいない。


ということで、取り急ぎ新たに後期の目標を立てることにして、「後期目標はスポート12c以上8本、うち13aを2本、トラッドは11c以上を5本と再設定!」としていた。


だけどいくつかの理由から、やる前からこの目標を再設定しなおすことにした。


理由①「目標として魅力がない」

目標といいながら自分にとってワクワク感がない。人によるだろうと言われそうだけども、やっぱりなんだかんだ言ってもクライマーが一番うれしいのは最高グレードを更新したときじゃないだろうか。13aで自分の限界グレードを更新した後、二本目の13aを登った時の嬉しさは、たぶん一本目の時より下がる。達成感はグレード更新だけからくるわけじゃあないけど、12dをRPするために味わう苦労とRPできたときの嬉しさを天秤にかけたとき、嬉しさが少なすぎて苦労に見合わない。。だとすると、自分にとって「12c以上8本、うち13aを2本」という目標は達成できたとしても、喜びは初めて13aをRPしてグレード更新したときよりはるかに小さいものにしかならないだろう。達成してもたいして嬉しい気持ちにならないことがわかっていることを目標にしても、魅力がないしワクワク感がないから、たぶん本気で取り組まないと思うし、実際この目標を立てて1か月ほど、事実あんまり目標達成にむけて頑張ってない自分がいる。


理由②「目標達成がダラダラ引き延ばされて義務感だけになるかも」

「12c以上8本、うち13aを2本」という数を目標にしてしまうと、目標達成ができたかどうかは漸進的になる。一本目、二本目、三本目、と数を重ねていかないといけないから目標達成の努力も分散されて集中しにくい。数をこなすだけの義務感で登ることになりそうだし、さらに悪いことにはあと二本だからできるだけ楽なルートを選ぼうとかなってしまう恐れもある。7本に終わったけどまあほとんど達成できたからいいや~とか、逃げを作ってしまう恐れもある。達成できたとしても、嬉しさよりも義務を果たしたホッとした安堵感くらいしか感じられないだろう。


理由③「目標というには野心がない、保身的」

そもそも設定の仕方として、野心的な目標を立てたというより、自分にできそうな目標、できそうな数を設定してしまっている。これくらいの目標ならたいして無理しなくても届くんでないかな~くらいで作っているから、たぶん自分で無理をしないし頑張らない。今より強くなる必要もなくて数さえこなせばよいから、何の工夫や考えることもなく、ただ数をこなす単純労働になってしまう。自分には無理じゃないか?という野心的な目標を立てれば、たとえ結果として達成できなかったとしても、その目標をどうやって達成しようか考えるし、トレーニングするし、戦略も考えるだろう。保身的な目標設定というのは最初っから失敗回避の思考で、何の成長ももたらさないただの目標モドキだ。


以上の理由から、2021年後半の目標「後期目標はスポート12c以上8本、うち13aを2本、トラッドは11c以上を5本と再設定!」はダメな目標設定なので却下決定!


さて目標設定の仕切り直しだが、目標設定には逆算思考が重要だ。自分のクライミングの最終的な夢は「数年のうちにヨセミテでフリーライダーを登りたい」かな。そこから逆算すると、来年の今頃は瑞牆のカンマンボロンでマルチピッチのルートを登っていたいものだ。カンマンボロンのマルチピッチにトライするには13とか12が日常的に登れるだけの力が必要だそうな。


ということで、2021年「後期目標はスポート13b、トラッドは12a!」と改めて再出発することにした。うーん、トラッドは何とかなりそうな気がするけど、スポート13b、、そりゃ俺無理だろう~。。a→bはd→aよりはるかに壁が高いそうだし。いやいや人から分不相応だと笑われるのを怖がっていたら成長はない、人からどう思われようと関係ない、目標を立てるのは自由、やるだけやってみよ~~

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