瑞牆軍艦岩でブラッド・ラインTR

 7月10日は瑞牆のカサメリ沢、軍艦岩のブラッド・ラインを触った。同行者はN野くん。


予報通り、薄曇りで夕方まで雨は降らず、一日登ることはできるにはできた。けどどう見てもアプローチから濡れ濡れ。こんな日に来る人いるのかな~でもいるのだろうな~と思っていたら、カサメリ沢全体では自分たち以外に3パーティーいた。うち1パーティーは朝にみたきりだったのでたぶん朝であきらめて帰っていったと思われる。うち1パーティーはN野くんのちょっとした知り合いのWお姉さんとそのちょっとした知り合いの師匠だった。というか、師匠のほうは自分が瑞浪のイブ触りたいな~というときにyoutubeで見たことあるクライマーで、話したことはなかったけども前回鳳来に行ったときに「あ、イブの人だ!」と見かけた人だった。N野くんの知り合いだったとは。世界中の人が六次の隔たりでつながるらしいけど、外岩リードクライマーだけなら二次の隔たりくらいで十分だな。と、半分途方に暮れつつ、別の雨に強いという噂の岩場への転進も視野に入れつつ、結局一緒に濡れ濡れのカサメリで行動を共にした。


前日まで結構な雨だったけど、コロッセオの被ったルートだけは濡れずに乾いているんではないかな~とひそかな期待感をもって行ってみたが、トップガンもNDDもやはりずぶ濡れ、どうみても乾くには時間がかかる。さすがに前日まで結構な雨だと翌日は晴れても乾かないんだな~ということを学んだ。。


どうしようかな~と思っていたら、ちょっとした知り合いになったばかりの方々が軍艦岩のブラッド・ライン 12d が一番乾いていそうだよ~ということだったので、自分たちもとりあえずこのルートで遊ぶことにした。


まずは様子見で人工登攀で登ってみるが、まあ下部は濡れ濡れ。上半分はシケシケではある。けどまあ遊べないことはない感じ。ちょっとした知り合いになった師匠が登った時にはボルトが緩んでいて怖かったそうだが、今回登ってみると、リボルトされて全部ケミカルに打ち換えられていた!でもこのコンディションでリードでトライするにはちょっとな~ということで、とりあえず乾いてもう少し状態がよくなるまではトップロープでしょ~ということにしてトップロープをセット、4人で交互に遊ぶことにする。で結局一日トップロープデーとなったけど、十分遊べた。


下部のキキンバックとの共通部分は濡れ濡れでパス。カンテに入ってから最初の核心と思われるところをムーブを解明すべく何度も触る。最初の核心の部分は、自分のムーブだと、右手でカンテ横のガバカチをとった後、左足を小さい出っ張りに上げて左手でダイクのサイド気味のカチ、右手でダイクのカチ、そこから足をカンテを挟み込むようによじよじあげて、右手で棚の少し角ばったところをスローパー気味にとめて、また挟み込んだ足をよじよじあげて左手で棚の奥をスローパー気味にとめて、また挟み込んだ足を少しよじよじあげて棚の上のフレークっぽいガバを右手でとる。あとはしばらくガバガバであがると、ハングの下でかなりレストができる。


ちょっとした知り合いの師匠は過去にこのルートをRPしていて、そのときの核心のクリップムーブなどを教えてもらう。右手でカンテ横のガバカチをとった後、左足をフレークの頂点のガバ足に乗せて体を完全にカンテの左面に正対する。その通りにやるとクリップも楽にできそうだ。カンテのホールドはフリクションがよくなれば足も手ももっと楽にとまりそうな気がするので、第一核心はなんとか行けそうな気がする。フリクションがよい季節になれば。。メゴスレベルになればコンディションをどうこう言うのは言い訳、ただ自分が弱いだけだ~とか言えるのだろうけど、自分レベルだと最高のコンディションが味方してくれない限りどんなルートであれほぼほぼ登れない。。


第二核心かなと思ったハング越えは、はじめはハング上の右手ガバフレークの次の左手がスローパーばかりで大変だったけど、一度ハングドックして探したら、左奥に大きなガバ穴が見つかった。これを使うとハング越えて最終クリップまで思ったより楽に行けそうだ。


今回は最終ボルトとその下のボルトでトップロープにしていたので、自分はその上は触れず。その上は傾斜が寝てるし終了点はすぐそこに見えたので、最終クリップしたらあとはもうウィニングランだろうと思っていた。。だがN野くんが回収のためにそこから上を触ったところ、結構苦労していて、ハング越えよりはるかに難しそうだ。がんばって探せばハンドホールドはあるそうだが、フットホールドが良いのがないらしい。厳しいスラブで、どうやら最終クリップをした後が第二核心、というかそこが本当の核心だったようだ。帰ってからWebザべするとマントル核心とかも書いてある。きっと足がないからスラブをハイステップで乗り込んでマントルする感じかな~。ちょっとした知り合いの師匠はそこは右回りで回り込んで解決したそうだ。もう少しよく観察しておくんだった。次いつ触るかわからないけど、覚えておこう。というか、トライすることがあったら登る前にこの記録を読み返そう。


ということで、カサメリのルート全滅という割には指皮が危なくなるところまでしっかり登れて次につながるTRもできた、ビヨンドエクスペクテーションな一日となりました。ブラッド・ラインは見栄えが良い上お買い得?(100岩だと12b/c、瑞牆本だと12d)という噂もあるし、秋に機会があればリードしたい。


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