瑞牆十一面岩末端壁でエアウェイ、春うらら2p目、チョーサイコールーフの岩場で込め手
10月14日15日は瑞牆十一面岩末端壁でエアウェイ、春うらら2p目、チョーサイコールーフの岩場で込め手を触る。同行者は初対面のGんちゃんと14日だけI村くん。Gんちゃんは昔所属していた山岳会の後輩。自分が退会後に入った会員なので直接の面識はなかったが、ラインのグループでお昼寝テラスまで付き合ってくれる人〜で声をかけたら応えてくれた。感謝感謝。
14日15日とも天気は快晴。14日は暑い予報、15日は涼しい予報、だったけど、両日とも末端壁はまだまだ暑すぎた。前日はお昼すぎまでかなりの雨だったので壁が濡れてないか心配。末端について下から眺める限り、春うらら2p目からトワイライトにかけては水が流れているように見える。
まずはお昼寝テラスまで上がって近くから様子を見ようと、エアウェイで登る。
さてエアウェイ 12a 、フィックスを張りに行くだけの軽い気持ちで登ったが、アストロドームは乾いている、エアウェイパートも乾いている、で結果的にRPできた。
アストロドームからヌンチャクを掛けて気合を入れる。左に出ていく部分での微妙な足使いに緊張したが、なんとか無事にこなしてまだ腕に余力がある。この時点で登れることを確信して、ビデオを撮ってなかったことを後悔。そこから先も楽に登ることができて、さんざんこれまで苦労したのに、、まあ登れるときはそんなものか。。。
お昼寝テラスから春うらら2p目の様子を見ると、あれまずぶ濡れ。上部はまだ水が流れて飛沫が飛んでくるし、ドラキュラパートまでがっつり濡れている。ということで14日のトライは諦めて、お昼寝テラスにフィックスだけ張って下に降りる。
Gんちゃんは、今回はアストロドーム狙い。1便目初触りでムーブを探るが、あっさり核心も突破、上部も探り探りでしっかりポイントを把握したようだ。2便目であっさりRP。アストロドーム11a 2擊!この余裕ならもうイレブン代クラックはバンバン登れそうだ〜。
暑すぎの末端壁でこれといってやることがなくなったので、自分の宿題の込め手にみんなに付き合ってもらうことにして、お昼には末端を降りる。
チョーサイコールーフの岩場へ行って、3人で込め手12aをトライする。まずはI村くんがオンサイト狙いで取り付く。自分の狙い通り、ハング超えパートでわけわかんね〜となって降りてくる。そうあって欲しいと思った通りで満足。あの一手の難しさで共感できる人ができて嬉しい限りだ。だいたいチョーサイコールーフの岩場に来るような人はチョーサイコールーフが目的だろうから、わざわざ星のついてないトラッドの込め手なんて触ろうということにはならないだろうし、トラッドは一本しかないこの場所を込め手をやるためだけに訪れる好き者もなかなかいないだろうから、結果込め手はほとんど触られてないのではないか。「込め手のあの一手が他にはない独特のムーブで面白いよね〜」とか言っても誰も共感してくれる人がいないわけで、寂しい。でここに共感できる人が一人できて、嬉しい。。
さて自分の込め手 12a トライ。前回、核心のムーブは固めてある。何度もトライできるような強度ではないので一発で決めたいな〜と気合を入れて登る。下部のクラックパートは濡れ濡れだけど、ここはどうせいつも濡れ濡れなので服を緑にしながら頑張る。核心までのカチカチゾーンは十分乾いていてここまでは問題なし。
核心に入って、右手アンダーで体を上げてクリップして、左手の中継のフィストを決めて体を上げ、右手のアンダーを効かせて足をハングのギリギリまで上げる。左手の核心のフィストを決めて、フィスト〜!一っ発ぁ〜つ!うまく割れ目に左足の膝を割り込ませることができた。あとは慎重にバランスを取りながらハングを越え、左足をガバ足まで上げて核心終了。やった〜。上面も十分に乾いているので、あとはバランスを崩さないように慎重に登って無事にRP。
今日はトラッド12aを二本RP。どちらもボルト混じりのルートなのが気になるが、とは言えどちらもトラッドに分類して問題ないと思うので、2021後期のトラッドの目標だった12aを達成することができたと胸を張って良い、かな?? まだ時間はあるのでオールナチプロの春うらら、スーパーイムジンも狙ってくけど、まあとりあえず目標達成はしてるからね〜という保険がかかった感じで嬉しい。
15日、昨日一日でどれだけ乾いたか気にしつつ末端壁へ。着いたら早々にフィックスロープでユマーリングしてお昼寝テラスに登る。春うらら2p目を眺めると、ドラキュラパートはなんとか乾いているようだ。核心部分は少しまだ濡れているように見える。ガバハンド帯より上は明白にまだ濡れている、が飛沫を飛ばす程ではなくなっている。ということでこの日はまず、午前中にドラキュラパートを集中して触って、午後に乾くようなら核心パートを集中して触ることにする。
さてドラキュラパート、見上げると細くて不安になる。でも実際に登ってみると、ほんの少しだけオフセットして左壁が前に出ている。このためいざとなればレイバックに逃げることは可能だ。ただ右壁はツルツルに磨かれていてフットホールドに乏しい。フィンガージャムが決まるところはところどころあるので、できるだけフィンガージャムを決めながら左足をクラックにあてて登るのが良さそうだ。ガバハンドが一箇所あるのでそこまで登ればもう安心だ。そのガバハンドに手を伸ばす一手が力のいる頑張りどころだ。
自分のプロテクションは、トワイライトの終了点にゼロピンを取ったあと、1mくらい上にナッツ(ウォールナッツ5番青)、上がってガバハンドにC#.75、ドラキュラパート終わりのガバカチ横にC#.5で良さそうだ。
ドラキュラパート終わりのガバカチからそのガバカチに立ち込むムーブは悩ましい。左に体を倒すレイバックで乗っこしたいが、良いフットホールドは左壁にあるというのが嫌らしい。ここは手は良いので強引に上がることはできるが、もう少しムーブを研究する必要がありそうだ。このレイバック帯のどこかにC#.4あたりが入る。
一本目はここまでを確認して、一旦お昼寝テラスを降りる。Gんちゃんは今日は春うらら1p目のトライ。下部のボルダームーブは問題なし、さすがにチェンジングコーナーは苦労しているが、ムーブはできて無事トップアウトもできた。この日は2本だけだったが、春うらら1p目もあと1日のトライがあれば終わりそうだ。
ゆっくりお昼を休んで、15時くらいにもう一度お昼寝テラスまでユマーリング、春うららをもう1トライする。まずは人工混じりで核心の少し上まで抜け、カムで支点をセットして核心を探る。
さて核心、レイバックでドラキュラパート終了のガバカチに立ってから。左側に下から伸びるクラックと右側に上から降りてくるクラックが二本。下から伸びるクラックは最後までフィンガーがキマるところがある。上から降りてくるクラックは下端に上向きに開いた甘いシンハンドがあって、そこから1.5mくらい上に上向きのシンハンドがある。その間は甘いサムカム、ただバランスを取れるくらいで保持力はほとんどないフレアしたハンド、くらいしかない。甘いシンハンドとちょうど同じくらいの高さで、左壁に下向きのガバポケット、下から伸びるクラック末端のピンチが持てるホールドの最後。
ということで、このシンハンドからシンハンドのこの空白の二手(くらい?)をどうこなすかが核心だ。左壁のカンテをガスで押さえる、アームバー、右クラックにサムカム、無理やりレイバック、などいろいろ試してみるが、どれも無理やり。たまに強引に登れたりするが、とてもじゃないがリードでできるようなムーブではない。ということで、核心パートのムーブは解決しないままに終わった。
日が傾いてきたのでこの日のトライはここで終了。急いでトップアウトして降りる。上部はまだ濡れているが、逆にまあ上部はちょっとくらい濡れていてもなんとかなるかな〜という感じ。最後のワイドパートは3番、4番が入るが、このワイドパートのためだけに3番4番を持って上がるか?4番はなしで根っこにスリングタイオフで十分だろう。さて3番を持って上がるべきか?次のときに、小さいカムで代用できる場所がないかしっかり確認したいところだ。
その他、気づいたこととしては、クラックは細い部分が多い、結晶が大きくてガタガタしているが、わりと並行で細い部分もある。もしかしたら昔ピトンとかを打っては抜いたあとなのかもしれない。そういう場所にはマイクロカムは有効に効きそう。カムはC#.1、.2なども有効かも。次は自分の持ってる小さいカムを総動員することにしょう。ガタガタしている割にはスロット状になっている場所は少ないので、ナッツが安心してキメられる場所はそう多くない。
お昼寝テラスから下に降りたらもう薄暗くなっていた。急いでヘッデン下山。いきなりこんなに長いビレイにつきあってくれてGんちゃんありがとう。またよろしく頼むよ〜。代わりにGんちゃんが2p目トライのときには必ず付き合います。。
春うらら2p目は核心のムーブができなかったけど、良い面で言えば、核心以外は問題ない事がわかり、今季中になんとかできる自信がついた。後期のトラッド目標も達成したし、大満足の二日間でした。