小川山でバナナクラック
5月28日は小川山でバナナクラックを触った。同行者はTCくん。
天気は朝は快晴だったが午後は曇り。暑くもなく寒くも無く快適に登ることができた。平日のため貸し切り。
一月ほど前に来てるはずだけど、こっちかな〜と適当に登っていったらイムジンの前についた。そこから最高ルーフの岩場の横を通ってトラバース。今度は行き過ぎて何か違う。少し戻って仏岩初めてのTCくんが見つけてくれた。良かった〜危うくアプローチ敗退なのかと心配になったところだった。
前回のトライで、ムーブもプロテクションも固まったはずだった。だけど記憶にあるバナナクラックより被ってるないか?? でもまあムーブはわかってるさ〜、と意気揚々とリードで取り付く。がしかし、下部からこんなに甘かったっけ?? 自分の記憶の中では核心部分だけが難しくて、そこさえなんとかなれば、、と思ってたけど、完全なる思い違い。下から強度マックス、全力の上、核心に突っ込む前のカムの位置も違ったようで、カムの片羽が甘い、修正も難しい。これでは突っ込めない、あえなくテンション。
テンションかけた以上は粘ってもしょうがない、とあとはA0も交えてサクッとトップロープにしてムーブを確認することに。
正しいのかどうかわからないけれど、100岩を見ると、バナナクラックはノーリターンと合流するところまでのように見える。前回、ノーリターンはオンサイトしているし、上部のフィンガーも長いだけでそこでノーリターンの10cがついてる感じなので、上部は良いやということで、合流点までのところにカムで終了点を作ってバナナクラックとして登ることにした。終了点はバナナクラックのクラックの棚の上で、上からC#.75、C#2、C#2、C#.5で作った。どのみち最後はノーリターンの終了点まで上がらなければ全部を回収できないけれど。
さっそくトップロープでいろいろ確認するが、すっかりムーブも忘れている。特に足を置く位置を忘れてしまっていた。何度か確認して、ようやく前回見出した正しい位置を確定することができた。出来ればビデオで記録しといた方が良いやと今回はトップロープでもしっかりビデオに録画しておいた。これで次回こそはムーブ思い出し便なしで行けるかな〜??
核心のマイムーブは、C#.75を取った後、左手でアンダー気味にフレークをピンチ、右手フィンガー、下に開いたクラックに左手ハンドジャム、ハンドジャムで耐えてそのすぐ上にC#.4、その30cmくらい上に右手フィンガー、左足を高めにフットジャムしてレイバック、身体を上げて段に飛び出した部分に上から左手フィンガーを落とす。これで足をダイクの上にあげることが出来る。
この左手ハンドジャムが届くか届かないかのときの右足フットジャムの位置がとても重要。この位置が低すぎても届かないし、高すぎても体が剥がされる。右足フットジャムのベストな位置はクラックの左から筋が入ってる部分の5cm上くらいの位置。左足はその筋上の極薄カチ。自分のリーチだとこの位置で左手ハンドジャムが一番安定して差し込める。ハンドジャムが決まったら、右足フットジャムを40cmくらい上げて、左足も明確な粒に両足を上げてプロテクションをセットする。
今回ちょっとプロテクションの計画が変わった。出だし地面から届くギリギリC#1、一段登ってC#1、チョックストーンのすぐ下にC#.75、チョックストーンのすぐ上にC#.5とC#.4のオフセットカム、核心のハンドジャムのすぐ上にC#.4、その上にC#.5、C#.4、となった。核心下で安心のために2つ固め取りしているけど、C#.75はバチ効きなのでオフセットカムは使わずにC#.75一つでも良いかな~という気もする。
ムーブとプロテクションが確認できたが、バナナはヨレとの闘い。結構被っているので、一手一手の強度が高い。トップロープとはいえ何度もムーブを練習していると、特に右人差し指がヨレて右手フィンガージャムが甘くなり、次の便では手が届かなくなる。
ということで3時間ほど時間をあけて夕方にリードした。しかし、核心の左手ハンドジャム、届くには届いたが5cmくらい低い、ジャミングが十分には決まらず。あえなくフォールした。諦め悪く今日のうちにもう一本とクライムダウンしてカムを回収した。
仕切り直して再度のトライ、うーん(+_+)、ヨレてる気はしないんだけど、核心に入る前にフットジャムがはずれてあえなくフォール。。フォールしてもカムが効いていることだけは分かったというのが唯一の収穫。。
さすがのTCくんもバナナクラック一日で完了は難しかったようだ。強度が高いのでムーブ探り便が一番ヨレるからな〜。次、フレッシュなときにはもうサクっと行っちゃうことだろうな。
さてバナナの次のトライはいつになるやら。なんとかムーブを覚えているうちに、そしてヨレてしまう前にトライしたい。。
小川山三大イレブンはそう簡単には登らせてくれないなあと骨身に染みる、今日も大満足の一日となりました。